P.F.ドラッカー博士が提唱したMBOの2つの効果

MBOとは人材育成の手法
MBO(目標による管理)はP.F.ドラッカー博士が提唱した業績管理&人材育成の手法です。過去にはコンピテンシー評価とMBOを混同しているHRサービス事業者もいましたが、これらは全く目的もプロセスも異なるものです。
コンピテンシー評価はハイパフォーマーの行動習慣と従業員の働きぶりを照らし合わせて改善を促すもの、MBOは人事評価の目標設定を部下に委ね、上司が部下の応援に徹することで、部下は自発的かつ積極的に目標達成に取り組むことができるという考え方です。
MBOは上司と部下との目標設定面談・評価面談の際に、業績(定量評価)とコンピテンシー(定性評価)の目標設定を部下に委ね、上司が部下の業績目標の達成を支援することで、部下のコンピテンシーを養い、部下の成長を促進する…というように運用するのが正解です。
MBOの狙い=人の心理を活用する
MBOの狙いは「人は他人に押し付けられたノルマには消極的だが、自主的に掲げた目標には意欲的に取り組む」という人間の心理を活用することです。これはマズローの自己実現の欲求に通じますが、その心は人事マネジメントの最終目的は人材育成というドラッカーの信念です。
人事マネジメントに精通した弊社は、実践的な人材育成システム、公正な人事評価制度、公平な役職等級および報酬制度を一気通貫で実現いたします。流通小売業については、事業運営にかかる一切の業務を因数分解し、事業戦略に合わせて職務要件を再定義することも可能です。
おすすめの書籍
MBO(目標による管理)を人事評価のモノサシだと勘違している人は少なくありませんが、MBOとは自主的な目標設定と上司との二人三脚により目標達成に向かう一連のプロセスをいいます。本書ではMBOの趣旨や狙い、自社の導入・運用方法などを具体的に解説しています。

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