
理事就任のご報告
5月14日(水)に開催された北海道社会保険労務士会 札樽北支部の年次総会にて理事に選出されました。私が任命されたのは支部の理事とはいえ、私が所属する札樽北支部は、会員社労士349名を擁する県会規模の大組織であり、突然の大役拝命に身が引き締まる思いです。
理事として私が担当するのは広報です。北海道会の代議員会や札幌3支部による連絡協議会、弁護士会や税理士会、官公署との意見交換会にも参加し、議事や決定事項について、支部の会報やホームページなどを通じ、適宜、会員社労士に共有するのが私の役割となります。
他人のために無償の汗を流せ
このたびの理事就任にあたり、かつて所属していた帯広地方法人会の青年部で幹事に任命された時のことを思い出しました。来賓として総会に招かれていた親会の会長から「他人のために無償の汗を流して己の品格を磨きなさい。」と言われたのです。
しかし当時まだ三十代後半だった私は、自分のことで精一杯で、他人のために何かするなどといった気持ちの余裕などなく、会長から頂いたアドバイスを頭の中で反芻するのが精一杯でした。己の器量の小ささを実感し、かえって自信喪失してしまったことを覚えています。
理想のビジネスキャリアとは
タイトルを失念してしまいましたが、若い頃に読んだあるビジネス書に、あるべきキャリアの重ね方として、なるほど…と感じ入った一節があったので、簡単にご紹介させて頂きます。
- 20代はまず一人前をめざせ
- 30代は仕事の専門性を高めよ
- 40代は専門家の地位を確立せよ
- 50代は後継人材の育成に専心せよ
- 60代は業界と地域社会に恩返しせよ
私の場合はかなり紆余曲折がありましたが、今ふりかえってみると、ようやく望み描いていたキャリアを実現できたと思います。すでに四十不惑どころか五十代半ばではありますが、今の仕事とこれまで培ってきた自分のキャリアに誇りを持てるようになったのです。
肩書は権威ではなく仲間への責任
おかげで「今度こそ、他人のために無償の汗を流し、これまでお世話になってきた業界に対して恩返しするぞ!」と決意を新たにしたところです。理事という肩書は一見すると偉そうですが、私は権威ではなく、仲間に対する責任であると受けとめております。
きっとこの先にも多くの困難が待ち受けているでしょう。しかし今の私は若い頃とは違い、自分のこれまでの歩みに対する自信と、社労士という仕事への限りない愛情があります。兎にも角にも、まずは歯を食いしばって2年間の任期をがむしゃらに全うして参ります。
最後に、出口の見えなかった長く暗いトンネルを、ひたすら私の可能性を信じて共に歩み続けてくれたパートナー、私に惜しみなくチャンスを与えてくださった恩師達、そして新参者の私を温かく迎えてくれた同業の先輩達に、心よりの感謝と御礼を申し上げます。
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